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サ ロ ン

冬の感染症と食中毒

税経管理第19部 部長 加瀬

冬は空気が乾燥し、ウイルスが飛散しやすいため感染症が流行りはじめます。

令和5年5月8日から「新型コロナウイルス感染症」の位置づけが「季節性インフルエンザ」と同等の「5類感染症」に移行しました。

厚生労働省は令和7年11月14日、インフルエンザ発生状況を発表しました。全国各地で国の警報レベル基準値を超え、「インフルエンザ警報」が発令しています。千葉県は11月19日「インフルエンザ警報」が発令しました。前シーズンと比べ5週早い発令となりました。

<予防のため次のことを心がけましょう>

・こまめな手洗いを行いましょう

・予防接種を受けましょう

・適度な湿度を保持しましょう

・十分な休養とバランスのとれた栄養を摂取しましょう

・人混みや繁華街への外出を控えましょう

・室内ではこまめに換気をしましょう

千葉県では、「咳エチケット」を推奨しています。

特に冬になるとノロウイルスによる、感染性胃腸炎や食中毒が流行します。食中毒は暑い時期の病気と思われがちですが、低温で乾燥した冬場(11月~2月)にも多く発生しています。

また、1年間に発生する食中毒患者数全体の4割以上を占めており、時には患者数が500人を超える大規模な食中毒となることもあります。

特に子どもや高齢者などがノロウイルスに感染すると、重症化したり吐しゃ物を誤って気道に詰まらせたりすることがありますので注意しましょう。

ノロウイルスによる食中毒の感染経路や予防方法を正しく理解し、ノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。

ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイントは、ノロウイルスを「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「ひろげない」の4つです。

このほか、毒キノコやフグなどの「自然毒」、アニサキスなどの「寄生虫」なども、食中毒の原因となっています。

このようにさまざまな原因物質によって、食中毒は1 年を通して発生します。

ノロウイルス予防対策:https://www.mhlw.go.jp/content/001589543.pdf

出典・参考文献:千葉県健康福祉部疾病対策課、政府広報オンライン 健康・医療・福祉 病気予防・厚生労働省感染症対策部感染症対策課より

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