サ ロ ン
内臓脂肪のお話




春になり、薄着になってくると自分のぽっこりと出てしまったお腹が益々気になります。ぽっこりお腹の原因は、『内臓脂肪』と呼ばれている脂肪の蓄積。
ご存知の方も多いと思いますが、内臓脂肪とは内臓の周囲、腸などの消化管を固定している膜にたまる脂肪の事です。
☆中年以降が危険
内臓脂肪の特報のひとつとして、加齢とともにつきやすくなる!と言う特徴があります。特に女性は50歳前後になると、それ以前の2倍の速さで内臓脂肪が蓄積されていきます。女性ホルモンの分泌量が減少し、皮下脂肪がたまりにくくなり、その分内臓脂肪がたまりやすくなるのが原因です。
男性でも『中年太り』という言葉があるように、例外ではありません。
こちらは、加齢に伴って筋肉量が減っていくために脂肪がエネルギーに変えられず蓄積しやすくなるのが原因です。
☆糖質の摂取を控えめに
内臓脂肪を効率よく落とそうとするならば、糖質の摂取を控えめにすることが基本であり、重要なポイントです。1日の糖質摂取量の基準値は男性で250グラム、女性は200グラム。糖質も重要な栄養素であり、減らし過ぎは逆効果なので、過度な糖質制限には注意してください。
糖質と食物繊維で構成されている炭水化物。その炭水化物であるご飯やパン、めん類などの主食の量を少し減らして葉物野菜などの摂取に変えたり、日頃からお菓子や飲み物など糖質の多い食品をとっている方は、それを控えるだけでも効果が期待できます。
ゆっくりよく噛んで食べることは糖質の吸収を緩やかにできるので、脂肪をためない体づくりには大切なポイントに。こちらも食事の際には心がけるようにしたいと思います。