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サ ロ ン

消費期限と賞味期限

税経管理第3部 夏目 晴美

冷蔵庫やキッチンの戸棚を整理している際、ふと食品のパッケージを手に取ったら、記載されている期日が過ぎていた!などということはよくありますよね。購入する時や、食べる時に何気なく確認するこの日付「消費期限」や「賞味期限」と呼ばれているものだとは知っていても、その違いをきちんと把握している人は少ないのではないでしょうか。似たような呼び方ですが、実は大きな違いがあるのです。


≪消費期限≫

定められた方法で保存していた場合に、「安全に食べられる期限」のこと。

期限の過ぎたものは食べないようにして下さい。

☆品質の劣化が早い商品が対象

 生肉・鮮魚・お弁当・惣菜・生菓子など。


≪賞味期限≫

定められた方法で保存していた場合に、「品質が変わらずに美味しく食べられる期限」のこと。期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

比較的、品質が劣化しにくい商品が対象

 ハム・ソーセージ・スナック菓子・缶詰・

 冷凍食品・カップ麵・レトルト食品など。


賞味期限の直前や、過ぎてすぐに食品を捨ててしまっていませんか。もし、まだ食べられるものを廃棄しているとしたら「もったいない」ですよね。期限表示が有効なのは、未開封で記載していたとおりに保存してあった場合だけです。一度封を開けると外から菌が入り、空気に触れることで劣化も進みます。開封したら期限に関わらず、なるべく早く食べきりましょう。

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