最近は日記を書くという事がなくなりました。以前は家計簿をつけていたので、その中の簡単な欄にまめに書き込んでいました。ここ数十年そのような作業はご無沙汰している状態です。

日記を書く効果やメリットとして、その日の出来事を思い出し振り返る作業が、脳の「海馬」を刺激し活性させます。文字にして吐き出す事で、その日の自分を客観視し振り返る時間を持ち、心と体を健康に保ちポジティブな気持ちになれ、乱れた自津神経を整える作用も期待できるようです。

コロナ禍の今、外出や旅行、友人との会食など以前のようには出来ず、行動が制限される毎日の中で心の疲れを感じている人は大勢いると思います。日々の疲れとストレスが溜まると自律神経を乱し体の不調を引き起こしてしまいます。

日記をつける事が面倒だと思っている方に、順天堂大学医学部の小林先生が推奨する「三行日記」のポイントを紹介します。

〇その日の最もよくなかったこと、失敗

〇その日の最もよかったこと、感動

〇明日の目標、関心があること

日ごろパソコンやスマホを使うことが当たり前で漢字を書くということが少なくなりました。決まり事はありませんが、三行のこのテーマに沿って簡潔に、一日を振り返り感じた事や出来事について書いてみることで、脳の刺激にもなります。

来年の目標としてまずこの「三行日記」を気軽に始めてみようと思います。