「Windows 11」が今年の秋から冬にかけてリリースされる事が発表されました。

およそ6年ぶりの大型アップデートとなります。

◆入手方法

Windows 11がプリインストールされているＰＣを購入する他、ネットワークからダウンロードによる入手、または、「Windows 10」からのアップグレードによる入手が可能なようです。

◆デザインとユーザーインターフェース

「Windows 11」のデザインは基本的に「Windows 10」のデザインを引き継いでいますが、細かい部分が色々と変わっています。
中でも目を引くのがスタートボタンとタスクバーでしょう。
これまでは左下にスタートボタンが配置され、タスクバーには左揃えでアイコンが表示されていました。
これが、「Windows 11」では中央揃えで表示されるようになります。

◆セキュリティとハードウェア要件

「Windows 11」では、セキュリティも大幅に強化されているようです。
特にハードウェアを利用したセキュリティは強力です。
これにより、高速に暗号化ストレージを利用することが可能になります。
ただし、このハードウェアを利用したセキュリティは良いことばかりではありません。
古すぎるＰＣには、このハードウェアが搭載されていないこともありますので、「Windows 10」からアップグレードでの利用を考えている方は注意が必要です。

◆Microsoft Storeの強化とAndroidアプリ

「Windows 11」(リリース以降のWindows 10も同様)では、Microsoft Storeが一新されます。
最も大きな特徴としてはAmazon AppStore経由でAndroid用アプリの利用が可能になることでしょう。
「Windows 11」上でAndroidアプリを複数同時にマルチウィンドウで使うことができます。

◆エディション

「Windows 11」にもいくつかのエディションが用意されるようです。
Homeエディションでは、インストール時にMicrosoftアカウントが必要になります。
それに伴い、ネットワーク環境も有った方が良いと思います。
ローカルアカウントでのインストールは、Proエディション以上での対応となります。
事前に検討してから導入してください。

以上、リリース前ですが、導入前に知っておきたい特徴や注意点をまとめてみました。