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サ ロ ン

身近なスーパーフード「きのこ」

税経管理第7部 﨑山

 時期としては秋が旬を迎えるきのこですが、栽培されているものもあり一年中食べることのできる食材です。冬の時期には鍋の具材としてもよく登場します。きのこは野菜が分類される植物ではなく菌類に分類されます。また、近年では、“菌活”という言葉を耳にすることが増えました。菌活とは、菌食材を積極的に取り入れ、身体の中からキレイと健康を叶える活動のことです。この菌活にきのこが効果を発揮すると言われています。今回はきのこについてご紹介いたします。

1)ビタミンB群が豊富
 ビタミンB1は摂取したカロリーを燃やす着火剤の役割を果たす栄養素です。糖質の代謝に働きかけ、摂取することにより、スタミナアップや疲労感の軽減が期待されます。また、ビタミンB2は“美容ビタミン”とも呼ばれ、肌のターンオーバーの周期を整えるほか、皮膚や粘膜を正常に保つ効果があります。きのこの中では、マイタケに多く含まれます。

2)ビタミンDが豊富
 カルシウムは体内への吸収率が低い栄養素ですが、ビタミンDがその吸収をサポートします。ビタミンDはきのこや魚類などの限られた食材でしか摂取できないため、意識して摂取する必要があります。きくらげ(乾燥)に多く含まれています。

3)食物繊維が豊富
 腸内環境を整える働きをする食物繊維はきのこにも多く含まれます。きのこには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでおり、便秘解消にも役立つ食材といえます。

 この他にも、きのこには様々な栄養素がたくさん含まれています。普段の食事から積極的に取り入れるよう心掛けたいものです。

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