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サ ロ ン

なくそう!食品ロス

税経管理第3部 夏目

 「食品ロス」という言葉を聞いたことはありますか。食品ロスとは、まだ食べられるはずのものが無駄にされ廃棄されることを指します。賞味期限切れや食べ残し、調理時に出た食材の皮など、適切な処理をすればまだ食べられるものを  無駄にしていることがその原因となっています。食品ロスは、深刻な社会問題となっていますが、これは生産業や加工業、外食産業に限った話ではありません。実は食品ロスの半分は、家庭から出ているのです。

 私たちは日頃、毎日の食事のために食料品を購入しますが、時折同じものを購入してしまったり、賞味期限が切れて処分してしまうことがありますよね。賞味期限内であっても、見た目で傷んでいるような気がした場合は、廃棄してしまうこともあると思います。これらの積み重ねで、家庭から出ている食品廃棄は全体の約半分を占めているというのですから驚いてしまいます。

 野菜を切るときに皮を厚く剥きすぎたり、少し変色しているからと捨ててしまったり、傷んでいる部分を大きくくり抜いたりしていませんか。調理時に食べ物を大切に扱うことを意識すれば、食品ロスを防ぐことが出来そうですね。食品ロスを減らすための小さな行動も、一人ひとりが取り組むことで、大きな削減に繋がります。食品ロスの問題を知って、その削減のためできる事から始めませんか。

  
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