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サ ロ ン

冬の万能野菜「大根」

税経管理第3部 夏目

 最近は一年中店頭に並ぶ大根ですが、甘みが増して美味しくなるのはこれからの季節です。旬の大根は消化を助け、風邪を予防し、老化を防ぐ食べる万能薬と言われて、古くからずっと親しまれてきています。そんな大根の特徴を知って、美味しい時期の大根をたっぷり食べて、元気に寒い冬をお過ごし下さい。

美肌をつくる
 ほとんどが水分の大根。たくさん食べてもエネルギー量の心配も要りません。ビタミンCを多く含んでいるため、風邪の予防や、女性に嬉しい美肌効果も期待できます。

消化酵素で胸焼け防止
 大根に含まれるジアスターゼという酵素が、でんぷんを分解することにより、消化の手助けをして、胃もたれや胸やけを防いでくれると言われています。こってりとした料理と一緒に大根おろしを食べると、後味も胃もスッキリとした感覚になるのには、実は理由があったのですね。

おいしくいただく保存方法
 大根は90%以上が水分なので絶対に乾燥させないこと。特に切り口から水分が蒸発するので、ラップやぬれた新聞紙で包み、冬は冷暗所、夏は冷蔵庫で保存するようにしましょう。また葉が付いていると、根の栄養分を吸い上げて劣化が早まるので、買ってきたら白い根の部分と、緑の葉の部分とを切り離しましょう。

 大根は葉っぱも皮も栄養満点で、まるごと一本使い切れる万能な野菜です。
おでんやふろふき、おろしや切干し、お漬物にと調理法も多彩です。今夜は脂ののった旬の焼き魚を、たっぷりの大根おろしでいただいてみませんか。

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