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サ ロ ン

健康にいい油

税経管理第8部 加瀬

 油と聞くと、体に悪いといったイメージがありますが、生きていくためには欠かせない3大栄養素(タンパク質、糖質、脂質)の一つです。油の種類によっては良い働きをするものもあります。取り過ぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因にもなりますが、油を控え過ぎると免疫力の低下や冷えや肌の乾燥など体にさまざまな影響を及ぼします。特に油=脂質は体を動かすためのエネルギー源になり健康のためには、適度に摂取する必要があります。

油は大きく分けると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分類されます。

【飽和脂肪酸】
肉の脂(ラード)、バター、ベーコン、生クリーム、チーズなどの乳製品など動物性の脂肪に含まれます。取り過ぎるとコルステロールが増加し、生活習慣病の原因になります。

【不飽和脂肪酸】
植物や魚の脂に多く含まれるもので、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。この油は積極的に摂取するとよいとされ、代表的な脂肪酸に美肌や便秘解消に効果があるオリーブオイル、悪玉コレステロールを下げる働きのあるライスオイル、血中中性脂肪を減らすほか動脈硬化予防、皮膚の健康維持などに効果のある亜麻仁油、エゴマ油などがあります。
私は1日小さじ1杯を目安に、亜麻仁油をお味噌汁にいれています。

 体にいい油をたくさん摂れば健康になるというわけではなく、適度な量を毎日の食生活にバランスよくとり入れる事を意識することが大切です。

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