The Sky's The Limit



サロン

体に良い発酵食品

税経管理第4部 夏目

 和食の多くは味噌・醤油・お酒・かつお節のだしなどを使用しますが、これら全て発酵食品なのです。発酵食品とは、微生物で発酵させて作る加工食品のことです。発酵させることにより、様々なメリットがもたらされます。バランスの良い食事を心がけながら、積極的に発酵の力を食卓に取り入れてみて下さい。

旨味を引き出す
 微生物がうまみ成分であるイノシシ酸やグルタミン酸などを作り出し、独特の風味やコクを増すため、より美味しくなります。

栄養が増える
 発酵食品である納豆には、発酵前の大豆にはない栄養をたくさん含んでいます。これは納豆菌や納豆菌の酵素が、大豆の栄養を分解、合成により別の栄養をうみ出すためです。

栄養の吸収率をあげる
 発酵の過程で栄養素が細かく分解され、消化しやすい形になることで吸収率があがり、食べる物や量が同じでも効率よく栄養を摂取できるようになります。

保存性が高まる
 発酵時に微生物が悪玉菌の繁殖を抑制する働きをしてくれるので、長期保存が可能になります。

菌が腸を元気にする
 発酵の過程で納豆菌や乳酸菌など、微生物自体も増えます。その微生物が腸内で善玉菌として働き、腸内環境を整えて腸の働きをより良くしてくれます。ただ発酵食品には塩分を多く含むものも多いので、摂取量に注意しましょう。

ページの先頭へ戻る