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情報通信

国税庁をかたる不審なメール等にはご注意を!
~偽のHPへ誘導するフィッシング詐欺の事例があるようです~

税経管理第9部 部長 角田伸一

国税庁のHPによると、今年の夏位から納税者の方へのショートメッセージや、 e-Tax(国税電子申告・納税システム)から送信される「税務署からのお知らせ」に類似させた メールが送られ、偽のHPへ誘導させようとする事例が多数発生しているようです。弊社のお客様でもそのような事例が数件報告されています。


≪ショートメッセージの例≫ 

《フィッシング対策協議会より》

≪メールの例 ①≫

例1  【国税庁〇月〇日】未納税金があります。ご確認下さい。
https://→偽のHPへ誘導等
例2 e-Tax 【税務署から未納税金のお知らせ】

あなたの〇〇税についてこれまで自主的に納付されるよう催促してきましたが、まだ納付されていません。もし最終期限までに納付がないときには・・・差押処分に着手致します。

納税確認番号〇〇〇〇 滞納金合計〇〇円 最終期日〇年〇月〇日
お支払いへ https://→偽のHPへ誘導等

国税庁でも納税者の方へ、次のような注意喚起をしています。
  1. 納税者へのショートメッセージによる案内はしていません。
  1. 滞納税金を求める、あるいは差し押えの執行を予告する旨のメールも送信はしていません。

e-Taxからは案内メールが届きますが、金額などの情報は納税者一人一人のメッセージボックスに格納されます。上記のようなメールは不審メールであると気が付きますので安心です・・・と言いたいのですが、下記は最近のメール例です。このフィッシングメールも進化しているようです。


≪メールの例 ②≫

《フィッシング対策協議会より》

まるで、e-Taxからのメールそのものです。メール本文の上記   をクリックするとhttps://→偽のHPへ誘導されてしまうようです。

その先は国税庁のウェブサイトを装い、「差押最終通知」などのメッセージがあり、「クレジットカード支払い」にてカード情報の入力、ログインID、パスワード入力となるようです。

国税庁によると個人情報の流失はない旨述べています。偽HPにご注意下さい。




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