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サ ロ ン

カルシウム

税務管理第4部 髙野

 日本人が不足がちといわれている「カルシウム」は、骨や歯を丈夫にし、体の動きをスムーズに保つ重要な栄養素です。

☆ 背がどんどん伸びてくる小学生の成長期の子供は大人以上のカルシウムが必要とされています。成長期にカルシウムが不足すると、骨の成長が遅れたり、骨が弱くなります。小学生から高校生までの成長期は、カルシウムの吸収率がいちばん良い時期であり、しっかり摂取しておくと大人になってから骨粗しょう症になりにくいそうです。

☆ カルシウム不足は歯や骨に影響を及ぼすだけでなく、幼児では骨の発育障害が起こり成長が悪くなったり、様々な病気となって現れてきます。成人病とも関わりがあるといわれ、カルシウムの摂取が少ないと心不全や心筋梗塞などの心臓病・高血圧・糖尿病などになることがあり、お年寄りが寝たきりになってしまう骨折の原因はカルシウム不足だといわれています。

☆ カルシウムは、煮干し、干しえびなどの魚介類、豆腐などの豆類、小松菜などの野菜類に多く含まれます。植物性食品にはカルシウムの吸収を阻害するシュウ酸(ほうれん草・たけのこなど)が含まれるので吸収率はよくありません。効率的に摂取するのには牛乳や乳製品が最適だそうです。牛乳・乳製品を中心に小魚・野菜などの食品からバランスよく摂りましょう。

☆ カルシウムが不足するとイライラしたり集中力が乏しくなることもあります。砂糖が入ったお菓子やジュース類を多量に摂取すると、カルシウムが体内から排出され、イライラし暴力や犯罪に走る子が多くなってきているそうです。

 カルシウム不足の状態が続くといろいろな悪影響が出てきます。健康のために積極的にカルシウムを摂るように心がけましょう。

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