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サロン

バランス良い献立づくり

税経管理第11部 浪川

 私達の日常生活の中で欠かせない大切なもの、食!
 家庭料理を家族そろって食べる機会が減り、外食や調理済みの加工食品を買って食べる事が増えてきていると思います。偏りがちな食生活は身体に大変危険です。

 日本人の食生活は、戦後の貧しい栄養不足の時代が長く続きました。その後、高度経済成長やほどよい洋食化によって栄養バランスのとれた良い日本型食生活にたどり着きました。
 しかし現在ではメタボの言葉があるように、洋食化が進み過ぎたせいもあるのか、脂肪の摂りすぎなどによる栄養障害が問題となっています。

 私が目にした書物『安全においしく食べるためのあたらしい栄養学』(監修 吉田企世子・松田早苗 高橋書店)の中に「3つのお皿」でバランス献立を考えるとありました。
主食・主菜・副菜の3つの事です。

主食 … 食事の中心となるご飯やパン、麺類などで、主に炭水化物の供給源です。
主菜 … メインのおかずで、主材料に魚や肉、卵、大豆などが使われた料理。
    主にたんぱく質や脂質の供給源です。
副菜 … 栄養面を補うもので、野菜やきのこ、海藻類などが使われた小鉢や汁物
    主にビタミンやミネラル、食物繊維の供給源です。

これら3つをそろえた食生活、献立作りが大切です。

 主食・主菜・副菜がそろっていても、それぞれの量が少ないと必要な栄養量が確保できず駄目だそうです。一皿50g以上が目安のようです。
 逆に量が多すぎることでの脂肪や塩分の摂りすぎも困りものです。

 今後の自分自身の体調のためにも、多く摂取しがちな油を使った料理を控えめにして、バランスの取れた献立を心がけたいと思います。

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