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情報通信


       Windows XPのサポート終了に関するリスク


                      パッケージソフト部 部長 宮内


 2001年に発売を開始したWindows XPが、2014年4月8日をもってサポ

ートを終了します。


 今後見つかるバグや、脆弱性などの対応・セキュリティパッチなどが提供されな

くなります。このことによりセキュリティのリスクなどが高まり、ウイルスやマル

ウェアに感染するリスクは高くなります。


 セキュリティのリスクは、自身のパソコンから個人情報を抜き取られたり、第三

者の攻撃を行う為の踏み台にされたりします。踏み台として利用されたコンピュー

タの所有者は、不正アクセスの痕跡から犯人であることを疑われたり、不正侵入を

許してしまうセキュリティの不備や、管理の不備を問われたりする可能性もありま

す。


 つい最近でも、パソコン遠隔操作事件で、5人もの方々が起訴された事件が記憶

に新しいところです。もし真犯人が声明文を出さなければ、冤罪事件になっていた

のかもしれません。


 ネットに接続せずにオフラインで運用する場合にも、ウイルス等はUSBメモリな

どを介して広まる物も多く存在しますので、安全とは言いきれません。

 また、今後発売されるアプリケーションソフトも使用できなくなり、選択肢が狭

まります。発売開始から約12年経つOSですので、新しいOSに変えることを検討

した方が良いでしょう。





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