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サロン


             
ウォーキング


                     税経管理第2部 加瀬 裕美


 春です。外で身体を動かすには最も良い季節です。運動をすることが健康

やダイエットによいということはわかっているのですが、続けて行うのはと

ても難しいです。私も春頃からなにかしら運動を始めることが多いのですが、

いつも長続きしないで終わってしまっていました。

 ウォーキングは、最初から張り切って一生懸命歩いてしまうので大体3日

目位から疲れがたまってきます。日々の満足感はあるのですが、段々辛くな

ってきます。効果が現れる前に、いつまで続ければよいのかと先を考えて気

が遠くなってしまいます。そして雨が降ったり、仕事が忙しくなったりして

中断をしてしまうと緊張の糸が切れて、いつもそのまま終わってしまいます。

 ある本に運動習慣が定着しない原因のひとつとして、自分がどれくらい運

動すれば、いつごろどれぐらいの効果が現れるのかという目安を知らないか

らだと記されていました。そこで、ウォーキングをどのくらい続ければ効果

が現れるのか調べてみました。現代人は今の生活に加えて1日当たり100〜

300Kcalの運動が健康づくりに最適な運動量で、軽い運動ならば1時間位、

歩数に直せば毎日プラス6000〜7000歩となるそうです。どれぐらいで効果

が現れるのかというとウォーキング30分前後を週に6日のペースで続けた

として12週(累積で7000kcal=1kg体重減)大体3ヶ月目頃から血圧は

少しずつ下がり始め、血糖値や中性脂肪値も改善し始めるそうです。さらに、

食事療法との併用により、3〜6ヶ月後には4キロの減量が期待できるそう

です。すごい効果ですが、その効果が出るまでには、最低でも3ヶ月の期間

を要するということです。

 今までの経験から運動を続けることがいかに難しいか、また生活習慣を変

えることも大変なことだと良くわかりました。しかし、まずはウォーキング

を3ヶ月間、10分間早足をしたら疲れがとれるまでのんびり歩き、再び10分間

早足で歩くような方法から始めてみようかと思います。がんばりすぎずに、

疲れをためず、大きな効果に思いを馳せて、のんびりと構えて気持ちよく、

少しだけ辛抱をして長く続けられるようにやって行きたいと思います。



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