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サロン


                   味覚障害


                 税経管理第1部 加瀬 明美


☆ 味覚障害とは?  

 食べたものの味がわからなかったり、味の感じ方がおかしくなった

りする病気です。

 「食事がおいしくない」 「何を食べても同じような味がする」など、

感じたことはありませんか?気付かないうちに味覚障害になっている

かもしれません。

 最近では10代、20代といった若い人たちに味覚障害が増えてい

るそうです。そのような話を聞くと17才になる息子が、この病気で

はないかと少し不安になりました。息子は比較的濃い目の味を好むと

思い込み、味が薄いといっては調味料などを入れていてもさほど気に

していませんでした。         

 味覚障害について少し調べてみると、加工食品に含まれている食品

添加物が原因での亜鉛不足があります。又、薬の副作用や疾患、スト

レス、喫煙、飲酒、ダイエットなどによる栄養バランスの乱れなども

あるそうです。簡単で便利なコンビニ弁当などの添加物も心配です。


☆ 味覚障害の予防 亜鉛を効率よくとるには?

 インスタント食品.ファ−ストフ−ドなど手軽な食品.加工食品ば

かりの食生活を改善し、偏食をやめ亜鉛を多く含む食品の摂取を心が

ける事が大事です。


≪亜鉛を多く含む食品≫

   牡蠣(大粒のものなら、1個で1日分の摂取量がとれる) 

   緑茶 抹茶 豚レバ− 海草類 キノコ類 ホタテ貝 ウナギ

   ア−モンド チ−ズ カシュ−ナッツ ココア 黄粉 など


 味覚障害は自覚しにくいため、悪化するまで気付かないことが多い

です。放っておくと最悪の場合、味覚消失というまったく味のしない

状態になってしまいます。

 一生おいしい食生活を送るためにも少し手をかけて、バランスのと

れた食事をとるように心掛けましょう。



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