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                      シミ抜きのコツ

                        税経管理第7部 高野 和代

 うっかり着ているものを汚してしまうことがあります。あわてて拭き取ったりし

たら、ますます広がってしまったことありませんか?そうならないためにも、シミ

抜きのコツを知っておくと便利です。

 シミには大きく分けて「水溶性のシミ」「油性のシミ」「不溶性のシミ」の3つの

種類があるそうです。シミにスプレーで霧をかけて、霧をはじいているようなら油

性のシミ、まわりの布地より色が濃くなっていたら水性のシミ、どちらでもないも

のが不溶性のシミだそうです。シミ抜きはシミを元の形にもどすとうまくいくとい

われています。油性のものなら油性のベンジン、水溶性のものなら水でシミを抜く

といいそうです。


〈コーヒー、紅茶〉

 こぼしてすぐなら水でも落とせます。落ちない場合は、糖分の入っていない炭酸

水を布にたっぷり含ませて叩くようにして拭き取ります。


〈血液〉

 必ず水で洗い落としましょう。ガンコなシミには、少量の大根おろしをガーゼで

くるみ、シミ部分を叩いて拭き取ります。


〈香水〉

 香り成分をアルコールで溶かしているので、シミ抜きにはアルコールがいいそう

です。布地の下にタオルをあてて、アルコールをしみ込ませた布で叩き出します。


〈インク〉

 ついてすぐなら水洗いで落ちます。落ちない場合は、レモンのスライスに塩をふ

りかけてこすりながら水洗いをしていくと、薄くなってきます。


 家庭でできない素材のものや、着物、革製品などは専門店にまかせたほうが安心

です。


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