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経 営

資金繰り管理

税務管理第11部 部長 平野竣一

人件費の増加や物価上昇が続くなか、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。日本銀行は段階的な利上げを進めており、今後も政策金利の引き上げが見込まれます。

金利の上昇は支払利息の負担増につながるだけでなく金融機関の融資審査の厳格化を招く可能性もあり、企業の設備投資や中長期的な競争力にも影響を及ぼすと考えられます。

毎月の試算表をご確認いただき、損益計算書上で利益が出ていれば安心される 経営者の方は多いのではないでしょうか。

しかし、同時に資金繰り管理にも目を向けていらっしゃいますか。

資金繰り管理とは、企業のお金の収入と支出を把握し資金が不足しないように運用・調整することをいいます。これは企業経営において極めて重要な役割を担う業務です。

たとえ黒字であっても売上の入金が遅れる一方で支払いが先行すれば、帳簿上は利益が出ているにもかかわらず手元資金が枯渇する状態に陥ります。こうした状況が積み重なると、最悪「黒字倒産」を招きかねません。

また金融機関も資金繰りが不安定で返済が困難とされる企業に対しては、融資に慎重な姿勢を取ります。

資金繰り管理は黒字倒産を防ぎ、事業の継続と成長を実現するための経営の中核的機能です。月次ベースだけでなく、中長期な視点で資金繰り管理をすることが企業の信用力向上と経営の安定につながります。

業種や借入金の状況などにより企業ごとに置かれた環境は異なります。まずは一度、当事務所の担当者までお気軽にご相談ください。

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