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The Limit
of The Sky No.82 Page 8
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サロン
にんにくで健康に!!
税経管理第2部 浪川 さち子
とても強い臭いの為比較的嫌われてしまうニンニク。しかし、ニン
ニクには、食品として、あるいは病気の予防や治療の薬として、人類
の文明発祥とともに栽培されてきた歴史があるそうです。
今回は、そのニンニクの効力を少し紹介したいと思います。調理法
により、それぞれ違う薬効があるそうです。
☆ ガン予防
ニンニクのしょうゆ漬けは、多くの臓器のガンを予防するのに役
だつそうです。生ニンニクにしょうゆ、酒、みりんを加えて数ヶ月
間寝かせたものなのですが、その間に、ニンニク中の多種類のイオ
ウ化合物、アリキシン、さらにステロイド化合物など、ガン抑制効
果のある物質がしょうゆ中に抽出されるそうです。このしょうゆを
調味料として利用することが勧められます。ニンニクも一緒に利用
すると良いと思います。
☆ 血液循環障害の予防と治療
ニンニクは、血管壁に血小板が塊を作ろうとするのをおさえる働
きをするので、血栓ができにくくなるそうなのです。ニンニク5g
を食べると血液のサラサラ状態が48時間も保たれるそうです。
ここで、冷たい油から調理するのが、ポイントになります。熱し
た油の中にニンニクを入れてしまうと、アリシンなどの有効成分が
あっという間に揮発してしまい、薬理効果が期待できませんので、
火を通していない冷たい油に、みじん切りや包丁の背でつぶしたニ
ンニクを入れます。それから、火を入れます。
ニンニクを多く食べている人は、ほとんど食べていない人に比べて、
胃ガンになる率が40%も低いことがわかったそうです。この他にも
たくさんの効力がありますので、いろいろ試してみて下さい。
私も、ちょっと臭いを気にしていた一人ではありますが、食べるよ
うに心がけようと思います。
年末年始休業のお知らせ 平成13年12月29日より平成14年1月3日まで休みとさせてい ただきます。 平成14年も相変わらぬ御支援、御教導のほど宜しく御願い致します。 |