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サロン

            認知症について


                    税経管理第7部 加瀬


 最近、物忘れが多くなってきたなと感じる事があります。

老化現象により誰にでもおこる物忘れと、脳や身体の疾患が原因に 

よって記憶や判断能力が著しく低下した状態の、認知症の物忘れがあ

るようです。

 人の名前を度忘れしたり、食べたものが思い出せなかったりなどは

病気によるものでなく老化現象のようです。しかし、認知症になると

食べたことさえも思い出すことができなくなってしまいます。


【認知症の主な症状】

 ・しまい忘れや置き忘れが増えいつも探し物をしている

 ・同じ事を何度も言ったり聞いたりする 

 ・今まで好きだったものに興味がなくなる

 ・日常の基本的な動作(食事 排泄 入浴 着替え等)が出来ない

 ・物や人の名前がわからなくなる

 ・ささいな事で怒り出したりする 

 ・自分に都合のよい作り話をする

 ・財布がなくなったと人を疑う

 ・歩き回り、夜になると興奮し言動がおかしい

など環境、性格によって症状はさまざまです。


 早期に発見し治療することで、認知症の進行を遅らせることができ

治るものもあるようです。また常日頃から家族のコミュニケーション

を大事にし、今までとちょっと違うと感じたら早期の適切な対応、治

療が大切です。


 認知症の予防は、バランスの良い食事と適度な運動をする、趣味を

もち毎日をいきいきと暮らすなど生活習慣に気を付ける事が重要です。

しかし、認知症にはいろいろな原因があるようなので、注意したから

といって絶対にならないとは言えません。とは言え、できるだけ早い

時期から発病予防に心がけたいものです。




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