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サロン

　　　　　　　　　メタボリックシンドロ−ム


　　　　　　　　　　　　　　　　　　税経管理第８部　加瀬　明美

　最近、よくメタボ．メタボリックという言葉を耳にすることが多く

なりました。男性の２人に１人、女性の５人に１人がメタボ、またそ

の予備軍に該当するとまで言われています。まだ病気になっていない

から大丈夫と安易に考えるのは危険です。　


　内臓脂肪の蓄積によって、生活習慣病とよばれている病気が引き起

こされやすくなった状態を『メタボリックシンドロ−ム（代謝症候群）』

とよんでいます。しかしお腹のポッコリしている人全員が、メタボリ

ックというわけではありません。

　メタボリックシンドロ−ムの診断基準は、おへその周りの腹囲（男

性８５�p、女性９０�p以上）と血液中の脂質や空腹時の血糖値、血液

の値を組み合わせて判断します。


　なぜこれほど問題になるかというと、内臓の周囲に脂肪が蓄積し、

糖尿病、高脂血症、高血圧などの病気を引き出しそのまま放っておく

と動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞などの恐ろしい病気のリスクを高

めてしまうからです。


　早期にリスクの原因を取り除くことが大切です。メタボリック対策

の基本は、適度な運動と栄養バランスのとれた食事です。　


　改善．予防策は

・和食中心で食べ過ぎないよう腹八分目に心がける

・ウォ−キングなどの有酸素運動

・喫煙や過度の飲酒などの生活習慣の改善

・睡眠、休養をしっかり取る


　定期的に健康診断を受けて、自分の健康状態をきちんと把握し日頃

の生活習慣を見直しましょう。




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