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サ ロ ン
                         地震対策

                        税経管理第6部 高野 和代



 誰もが被災者となりうる地震などの災害。いつ来るともわからない地震だからこ

そ、日頃から心がける事は何か、一人ひとりが出来る事は何かを考えましょう。


 ○ 最低限の水と食料は準備しましょう。


 飲料水は一人一日3リットル必要と言われています。3日間位で救援物資も届く

そうなので、賞味期限を確認しながら家族で最低3日分を確保しておくと安心でし

ょう。あとは乾パン・インスタント食品…など。食料品以外にも、自分達で応急処

置ができるように救急医薬品を準備したり、懐中電灯(予備の電池)・裁縫道具・携

帯ラジオ・タオル・多機能ナイフ…などを準備しておきましょう。屋外の物置や下

駄箱など、建物が崩れてもすぐ持ち出せる場所を選び、水など重い物はケースに入

れ避難後に取りに帰るようにしましょう。


 ○ 避難場所や連絡方法を確認しましょう。


 避難所や避難場所を確認し安全に向かうことができるかを調べておいたり、家族

で避難場所の優先順位や連絡方法を決めておくといいでしょう。「災害用伝言ダイ

ヤル」というサービスがあるので、「171」にダイヤルしガイダンスに従って操作

すれば、登録や伝言を聞くことも簡単にできるそうです。携帯電話にも、「無事

です」・「避難所にいます」など登録できる災害用伝言板サービスがあるそうです。


 ○ 家具などは固定しましょう。


 避難の妨げになるので、入口付近には置かないようにし、転倒防止に突っ張り棒

や金具で固定したり、壁や天井に固定したりしましょう。ガラスが割れる可能性が

あるので窓ガラスの近くにベッドを置かないようにしたり、ガラスにフィルムを張

ったりしましょう。


 地震が発生したら、あわてずに落ち着いてクッションや座布団などで頭を守り、

テーブルや机の下にもぐりましょう。あわてて外に飛び出さず出入口のドアや窓を

開け、第一に身の安全を確保しましょう。


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