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情報通信

       
常時接続・ブロードバンド

                 税経管理第10部  細美 忠彰

 日本でのインターネット普及率は平成11年末では21%だったものが、

平成12年末では37%と大幅に拡大したそうです。インターネットは今後、

ますます普及していくものと思われます。

 そんなインターネットの世界で「常時接続」と「ブロードバンド」が、

急速に普及しはじめました。



1.常時接続について

 現在、私の自宅では、通常の電話回線を使ってインターネットに接続し

ています。そのためインターネットに接続している時間分の電話代が、か

かります。そこでホームページを見るときには、電話代節約の為いちいち

回線を切断しなくてはなりません。

「接続をしてページを表示させて切断してから読んで、次のページを表

示させるためにまた接続をする」という作業の繰り返しです。手間もさる

ことながら、接続にはとても時間がかかります。

 「常時接続」が可能になれば、1ヶ月3千円台から8千円台で、インタ

ーネットに「つなぎっぱなし」にすることができるようになります。つま

り電話代を気にすることもなく、ゆっくりホームページが見られるという

ことになるのです。



2.ブロードバンドについて

 現在の通常回線(ナローバンド)では、写真やイラストのあるホームペ

ージを見るときは、ページが表示されるまでに非常に時間がかかります。

これは写真や画像のファイルの容量が大きいためで、読み込むのに時間が

かかるのです。

 ブロードバンドでは、これまでの通常の電話回線にくらべて、接続スピ

ードが10倍以上の早さになります。そのため容量の大きいページでも、

ブロードバンドなら、すばやく表示できるのです。



3.代表的な常時接続・ブロードバンド

 現在、常時接続・ブロードバンドの代表的なものとして「ADSL」

「CATV」「光ファイバー」の3つがあります。



(1) ADSL

ADSLは通常の電話回線を使った、常時接続の技術として昨年からサ

ービスが開始されています。通常の電話回線のため、ISDN回線では利

用できません。通常の電話回線ですが、インターネットと電話を同時に使

うことができます。月額は6千円前後ですが、提供エリアが限られていま

すので、事前にサービスを受けられるエリアかどうか確認が必要です。

提供エリアは下記のホームページで確認できます。

 Yahoo!BB  http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/areack/

 アッカ・ネットワークス  http://www.acca.ne.jp/service/area/


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