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サ ロ ン


            美味しく野菜を摂取!!


                            税経管理第11部 浪川



 四季折々の美味しい旬の野菜が色々。上手に摂り入れて栄養のある食事を心がけるよう

にしたいと思います。


た け の こ(筍)

 春の味覚、この季節楽しみな筍。新鮮ならば刺身としての粋な食べ方もあります。

 しかし、筍には「えぐみ」がつきものです。中にはかなり強い物もありますね。

 一般的にはアク抜きとしてよく糠(ぬか)を一緒に入れて茹でますが、実はえぐみの量は

あまり変わってないそうです。糠のうまみが筍に移り、渋みを隠す事によってえぐみを感

じさせなくなり、筍のうまみが増しているのです。

 筍は土の上に顔を出し日に当たると、竹になるために必要な食物繊維などを作り始めま

す。その時にえぐみも作り出されてしまうそうです。日光に当たった穂先は緑色になるの

で、薄茶色の穂先のものを選びましょう。

 また、収穫されてからの時間を判断するのには、根元にある茶色のポツポツの色を見る

と良いそうです。時間がたつにつれて色が濃くなるので、薄い色のものを選びましょう。


は く さ い(白菜)

 冬のお鍋に大活躍だった白菜。白菜の漬物も美味しいですよね。

 なかなか1回の食事では使い切れず、分けて使ってる方もいらっしゃるかと思います。

皆さまはそんな時、白菜の中心部から使ってますか?それとも外側の葉の部分から?

 外側の葉で作られた栄養が内側の葉にいったん貯蔵され、その後、うまみ成分に姿を変

えて中心部の小さな葉の部分に送られる為、中心部が一番甘いそうです。その中心部を先

に食べてしまえば、うまみ成分を送る相手がいなくなってしまうので、周りの葉にそのう

まみ成分が貯蔵されていき、残された葉のおいしさと栄養価がアップするそうです。内側

から外側へが、美味しく食べる秘訣のようです。


ア ス パ ラ ガ ス

 アスパラガスは、驚異的な成長力をもつ野菜。収穫後もその力は働き、横向きにして置

くと穂先から起き上がろうと曲がってしまいます。その際に、味が損なわれてしまうそう

です。美味しく、栄養たっぷりのまま食べるには、立てて保存が正解。穂先がまっすぐで

紫色の濃いものほど新鮮なので、よく見て買いましょう。



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