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サ ロ ン


                 花の香り


                             税経管理第2部 加瀬


 金木犀の香りがただよってくると、秋の訪れを感じます。

 家の庭にも金木犀があるのですが、香りがただようこの季節は、どこかなつかしくてほ

んのりとした気持ちになります。金木犀の花の香りは、やさしくてやすらぎをあたえてく

れ、花が語りかけてくるようで、いつまでも花を見ていたくなります。


 おだやかな存在感の金木犀もいいですが、元気のないとき、疲れているときは、バラの

ように華やかな花の香りの方が元気が出ます。バラの香りの成分には、強壮作用があり、

心身に活力をあたえてくれます。バラの花を2〜3本飾るだけで部屋の中が明るくなり、

部屋は華やかな香りに包まれます。


 生きている花には、私たちの心や体を癒す力があります。人間も植物も、この世で生命

をもつものはすべて「気」をもっています。花を飾り、その「花の気」から元気をもらう

ことができるのです。


 バラの香りの入浴剤もおすすめです。

 やすらぎたいときやリラックスしたいときは、ラベンダーなどの入浴剤がよいのですが、

元気がないとき、ひどく疲れたときは、バラの花のように華やかな香りの方が気持ちが上

がります。

 人間の体は、緊張をしたりリラックスをしたりしてバランスをとっているので、バラの

香りの入浴でメリハリをつけるとぐっすり眠れます。疲れているのに眠れない、どうもか

らだが重い、そんなときは、バラの香りのお風呂に入ると、華やかな香りで気持ちが上が

り、そのあとリラックスして深い眠りにつくことができます。


 このように、花の香りがもたらす効果というのはとても大きく、心や体に直接響きます。

忙しいときこそ、花の香りを楽しむ余裕をもちたいものです。



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