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サ ロ ン


              ヘルシークッキング


                          税経管理第4部 夏目



 同じ食材を調理する場合、蒸す・焼く・煮る・炒める・揚げるなど、調理方法に

よりカロリーが異なります。蒸す調理は、食材の余分な脂肪分が落ちるためヘルシ

ーです。逆に、揚げる調理は食材が油を吸うため、高エネルギーになります。同じ

調理方法でもちょっとした工夫をすることで、余分な油分を取り除いてカロリーを

抑え、よりヘルシーに仕上げることができます。


・焼く‥グリルなどで油を落とす。ハンバーグなどは、加熱後にペーパータオルで

    油切りをする。


・煮る‥煮物など、浮き上がってきたアクと一緒に油を除く。煮物用アク・油とり

    専用シートを使い、余分なアクや油を吸い取る。


・炒める‥フッ素樹脂加工のフライパンを使い、油の量を減らす。油が少なくても

     火の通りをよくするため、材料の切り方を揃えたり、人参などのかたい

     野菜は、炒める前に下ゆでしておく。


・揚げる‥衣を薄くしたり、細かくしたパン粉を使う。ペーパータオルを使って、

     しっかりと油切りをする。


 電子レンジ加熱は、油を足さなくても焦げつかずに調理ができます。肉や魚など

を焼くときには、フライパンよりもカロリーを抑えることができます。揚げ物をあ

たためるとき、ペーパータオルを敷くことで、余分な油や水分を吸収してカラっと

仕上げることができます。


 余分な油をペーパータオルに吸収させるのは、カロリーオフだけでなく、川や海

に優しいことにもつながります。使用済みのペーパータオルなどを利用して、後片

付け前の鍋やお皿からも、油を取り除きましょう。




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